長かった夏の終わりが近づき、空気が乾燥する季節がやってきました。
防火管理者を定める障害福祉サービス事業者は、年に2回以上火災に基づく消火訓練・避難訓練を実施する義務があります。
万が一、火災が起きてしまった時のために、安全対策の強化、利用者様の安全確保を図るため、利用者様にも協力して頂き、防火訓練を実施しました。
食堂で火災が起きたことを想定し、いち早く建物の外へ皆さまを誘導し、火災現場から遠い経路を使用して避難をしました。利用者様を避難場所へ誘導するスタッフは、残された利用者様がいないか声を掛け合いながら避難誘導をし、避難場所でも参加された利用者様が揃ったか確認。
看護師は気分が優れない方がいないか体調チェックをし、全職員が協力して避難誘導ができていたと感じました。
しかし、避難が完了した時間が11分弱と、普段より時間がかかりました。避難経路の道がぬかるんでいる箇所があったり、大きな石が転がっていたりしており、利用者様の安全のために慎重に誘導していたこと、車椅子のタイヤがぬかるみや石に引っかかり時間がとられたことも原因の一つであると考えられます。
安全に且つ迅速に避難誘導ができる様、避難経路のチェックや対策を定期的に行うことが今後の課題であることに気づくことができました。